大学院の教育と特徴

大学院の教育・特徴

本プログラムでは、沖縄の気候や地域の特性を活かした高度な教育と島嶼社会から国際社会までの多様な社会的ニーズに対応できる実践に役立つ教育を行うことを目的としています。本プログラムの教育を受けることで、土木工学に関する高度な知識や技術を修得し、自ら行った研究の成果を国内外の研究集会等で発表することができます。 教育カリキュラムは、琉球大学のカリキュラム・ポリシーに基づいて編成されています。

【教育課程編成の方針】
本プログラムは2年制で構成されており、専門科目群及び倫理関係科目を体系的に編成しています。教育の体系と構造は、カリキュラムマップに明示されています。

(1)学習教育目標【1】

工学分野における高度な知識及び技術とその応用力を身に付ける。

(2)学習教育目標【1】を達成するための取組 <授業の構成(教育内容・方法)、科目間の順次性・関連性、科目名>

  • 社会基盤デザインプログラムの科目群及び指定する関係科目をとおして、高度な専門知識と技術及び応用力を修得する。

(3)学習教育目標【1】を達成するために履修する科目一覧

区分
(選択式)
科目番号 科目名または領域名 単位 受講年次
(選択式)
学期
(選択式)
授業形態
(選択式)
選択必修   鋼構造物設計工学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   連続体力学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   流体数値解析特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   地盤環境工学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   地域計画特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   環境防災計画学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   鋼構造物診断工学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   コンクリートの材料科学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   河川工学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   岩盤力学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   数値計算力学特論 2 2年次 前期 講義

(1)学習教育目標【2】

専門分野の知識と技術を活用し、広い視野を持って工学分野の問題に対し、状況把握と課題設定ができ、実践的で創造的な解決力を身に付ける。

(2)学習教育目標【2】を達成するための取組 <授業の構成(教育内容・方法)、科目間の順次性・関連性、科目名>

  • 「工学の倫理と社会実践」、「工学特別研究」、「工学特別演習」及び専門科目をとおして、課題発見から実践的解決まで遂行できる能力を修得する。

(3)学習教育目標【2】を達成するために履修する科目一覧

区分
(選択式)
科目番号 科目名または領域名 単位 受講年次
(選択式)
学期
(選択式)
授業形態
(選択式)
必修   工学の倫理と社会実践 2 1年次 前期 講義+演習
必修   工学特別研究Ⅰ 1.5 1年次 前期 講義+実験
必修   工学特別研究Ⅱ 1.5 1年次 後期 講義+実験
必修   工学特別研究Ⅲ 1.5 2年次 前期 講義+実験
必修   工学特別研究Ⅳ 1.5 2年次 後期 講義+実験
必修   工学特別演習Ⅰ 1.5 1年次 前期 演習+実験
必修   工学特別演習Ⅱ 1.5 1年次 後期 演習+実験
必修   工学特別演習Ⅲ 1.5 2年次 前期 演習+実験
必修   工学特別演習Ⅳ 1.5 2年次 後期 演習+実験
選択必修   鋼構造物設計工学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   連続体力学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   流体数値解析特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   地盤環境工学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   地域計画特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   環境防災計画学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   鋼構造物診断工学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   コンクリートの材料科学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   河川工学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   岩盤力学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   数値計算力学特論 2 2年次 前期 講義

(1)学習教育目標【3】

多様な人々と連携できるコミュニケーション能力及び論理的説明が可能なプレゼンテーション能力を身に付ける。

(2)学習教育目標【3】を達成するための取組 <授業の構成(教育内容・方法)、科目間の順次性・関連性、科目名>

  • 多様な人々と連携できるコミュニケーション能力及び論理的説明が可能なプレゼンテーション能力を身に付ける。

(3)学習教育目標【3】を達成するために履修する科目一覧

区分
(選択式)
科目番号 科目名または領域名 単位 受講年次
(選択式)
学期
(選択式)
授業形態
(選択式)
必修   工学特別研究Ⅰ 1.5 1年次 前期 講義+演習
必修   工学特別研究Ⅱ 1.5 1年次 後期 講義+演習
必修   工学特別研究Ⅲ 1.5 2年次 前期 講義+演習
必修   工学特別研究Ⅳ 1.5 2年次 後期 講義+演習
必修   工学特別演習Ⅰ 1.5 1年次 前期 演習+実験
必修   工学特別演習Ⅱ 1.5 1年次 後期 演習+実験
必修   工学特別演習Ⅲ 1.5 2年次 前期 演習+実験
必修   工学特別演習Ⅳ 1.5 2年次 後期 演習+実験
選択必修   国際インターンシップⅠ 2 1年次 前期 実験+実習
選択必修   国際インターンシップⅡ 2 1年次 後期 実験+実習
選択必修   インターンシップⅠ 1 1年次 前期 実験+実習
選択必修   インターンシップⅡ 1 1年次 後期 実験+実習
選択必修   インターンシップⅢ 2 2年次 前期 実験+実習
選択必修   インターンシップⅣ 2 2年次 後期 実験+実習
選択必修   鋼構造物設計工学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   連続体力学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   流体数値解析特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   地盤環境工学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   地域計画特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   環境防災計画学特論 2 1年次 前期 講義
選択必修   鋼構造物診断工学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   コンクリートの材料科学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   河川工学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   岩盤力学特論 2 1年次 後期 講義
選択必修   数値計算力学特論 2 2年次 前期 講義

(1)学習教育目標【4】

技術者、研究者としての社会的責任を理解し、高い倫理性に基づき行動することができる能力を身に付ける。

(2)学習教育目標【4】を達成するための取組 <授業の構成(教育内容・方法)、科目間の順次性・関連性、科目名>

  • 倫理関係科目をとおして科学者及び技術者の倫理知識を修得する。

(3)学習教育目標【4】を達成するために履修する科目一覧

区分
(選択式)
科目番号 科目名または領域名 単位 受講年次
(選択式)
学期
(選択式)
授業形態
(選択式)
必修   工学の倫理と社会実践 2 1年次 前期 講義+演習
必修   工学特別研究Ⅰ 1.5 1年次 前期 講義+演習
必修   工学特別研究Ⅱ 1.5 1年次 後期 講義+演習
必修   工学特別研究Ⅲ 1.5 2年次 前期 講義+演習
必修   工学特別研究Ⅳ 1.5 2年次 後期 講義+演習
必修   工学特別演習Ⅰ 1.5 1年次 前期 演習+実験
必修   工学特別演習Ⅱ 1.5 1年次 後期 演習+実験
必修   工学特別演習Ⅲ 1.5 2年次 前期 演習+実験
必修   工学特別演習Ⅳ 1.5 2年次 後期 演習+実験

【教育課程における教育・学習方法に関する方針】

講義科目、演習科目その他の適切な授業形態を組み合わせ、各授業科目を必修科目、選択科目などに分け各年次に配当し、授業形態に応じて、学生が主体的な学びを実践できるよう効果的な教育方法を取り入れます。研究指導は、研究指導の方法・内容及び1年間の研究指導の計画を定め、学生に対してあらかじめ明示し、適切に実施します。本プログラムでは、編成方針に従い、具体的には以下のような学習内容と方法により科目が開設されています。それらの具体的な科目名を明示したカリキュラムマップを提示します。

  • (1)社会基盤デザインに関する専門科目群及び指定する関係科目の講義を通して、高度な専門知識と技術及びその応用力を修得します。
  • (2)「工学特別研究」、「工学特別演習」及び専門科目を通して、課題発見から実践的解決まで遂行できる能力を修得します。
  • (3)「工学特別研究」、「工学特別演習」、「インターンシップ」及び専門科目を通して、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を修得します。
  • (4)倫理関係科目「工学の倫理と社会実践」の講義を通して、技術者・研究者としての社会的責任及び倫理知識を修得します。
  • (5)指導教員のきめ細やかな研究指導を通して、修士論文を作成する能力を修得します。

【学習成果の評価方針】

成績評価は、「琉球大学における成績評価に関するガイドライン」に基づき、基準となる目標に達成したかを測定できるよう、定期試験、小テスト、レポート、実演、学習記録及び発表・報告等、多面的に適切な方法を選択又は組み合わせて行います。シラバスに科目ごとの授業内容と方法、達成目標、評価基準を明記し、講義科目においては試験やレポートを点数化して評価し、研究及び演習科目ではレポート内容や発表・議論する能力を評価します。学位論文についての研究成果に係る評価に当たっては、客観性及び厳格性を確保するため、学生に対してその基準をあらかじめ明示するとともに、当該基準に従って適切に行います。修士論文は提出された論文と最終試験により評価します。