コースについて

社会基盤デザインコースとは

琉球大学 工学部 社会基盤デザインコース > 社会基盤デザインコースとは

本コース・プログラムでは、

「社会の基盤」すなわち、国土利用から都市・生活活動の基盤となる土地利用をデザインし、道路・港湾・空港・水資源等に関する施設の計画・設計・施工・維持管理にかかわる技術を学びます。

コース・プログラムの学問分野は土木工学です。

「土木」は中国の古典「築土構木」(ちくどこうぼく)が由来だと言われています。中国の古典「淮南子(えなんじ)」の中の「劣悪な環境で暮らす困り果てた民を目にした聖人が、彼らを済うために、土を積み(築土)、木を組み(構木)、暮らしの環境を整える事業を行い、その結果、民は安寧の内に暮らすことができるようになったと言われています。

つまり、本コース・プログラムでは

人々の安寧の世を築くための学問を学ぶことになります。 また、英語ではCivil Engineering(市民のための工学)であり、Civilization(文明)の礎を築く工学でもあります。  このため、自然を理解し、社会をマネジメントすることを通して、安全・安心な社会、自然と共生した社会、多様な人々が生活できる包摂性の高い社会の実現に貢献する学問・技術を学びます。社会におけるモノづくりだけでなく、コトづくり(仕組みづくり)についても学ぶことができます。